ベタ基礎には地中梁を設けています。
今回の現場は、3.64m×3.64mを基本ブロックとして、その周りには地中梁を廻しました。
ベタ基礎の立上りが、鉄筋コンクリート造の梁と考えると、人通口(メンテナンスで人が通る場所)を設けますので、梁が寸断されてしまします。
基礎だから大丈夫と言うわけではないので、地中梁を設けて梁が寸断されるのを防ぎました。
今回基礎も構造計算(許容応力度計算)を行いました。
計算してみると、一部力がかなりかかる部分があったので、通常立上りの上に通す鉄筋を13mmを3本使ったり、2本使ったりと場所によって基礎の鉄筋量を変えました。
耐圧版(平たい部分)も通常13mmの鉄筋を200mm間隔で配置しますが、今回は一部150mm間隔に変更しています。
経験も必要と思っていますが、根拠となる構造計算は必須になってくるのではないかと思います。